ペンタコンシックス(Pentacon Six)というカメラについて
2014.09.20haraoです。
本日は万人にはオススメできないですが、僕の超好きな中版フィルムカメラ「ペンタコンシックス(Pentacon Six)」の紹介です。
ペンタコンシックス(Pentacon Six)とは?
カールツァイス財団傘下のツァイス・イコン社が1960年に発売した中版フィルムカメラです。
使用フィルムは120フィルムまたは220フィルムで、画面サイズは正方形の6✕6cm判。
撮影可能枚数は120フィルムで12枚・・・
なんですが、がんばれば13枚〜14枚撮れるお得なカメラです!
レンズマウントは一般的に「ペンタコンシックス(P6)マウント」と呼ばれ、カールツァイスイエナ社製のカールツァイスレンズの他、ロシア製カメラのキエフ6やキエフ88のレンズも使用することができます。広角から望遠までラインナップが豊富&比較的安価で手に入るのも嬉しいところ。
ファィンダーは変更可能で、露出計を内蔵したTTLファインダーの他にもアイレベルファインダー、ウエストレベルファインダーがあります。
ボディは2種類で軍艦部に「Pentaconsix」、「Pentaconsix TL」と記載されたものがありますが、違いはTTLファィンダに対応している(Pentaconsix TL)かどうかだけなので、TTLファインダを使わないのであれば、どちらを買っても大丈夫。
ペンタコンシックス(Pentacon Six)の特長
イカした外見&値段もお手頃(僕が買った時はボディ+レンズ+ケース付きで3万円くらいでした)、しかもレンズは憧れのカールツァイス・・・。
と、一見いいことづくめのペンタコンシックスですが、やっぱり残念な点もあります。
それは器材トラブルの多さ。
よく聞くのがシャッタースピード不良(特に1/125がダメになりやすいそう)やコマ被り。他にも故障とまではいかないものの、突然巻上げレバーが動かなくなる、フィルムが巻太りするなどのトラブルは結構発生します。
最近は慣れましたが、撮影中に突然動かなくなるとびっくりします。
あと、ファインダーが暗くて少しピントが合わせづらいのもやや難点。
そんなペンタコンシックスですが、写りはすごくいいんです!
たまに「なんじゃこりゃ!」ってくらい良い仕事をしてくらます。
ということで、「Pentacon Six」の紹介でした。
クセはありますがオススメのカメラです。見かけたら是非手にとって見てみてくださいね〜(●⁰౪⁰●)